先日ストレスのスイッチをオフする方法を脳科学的な観点から説明している講座をみました。フランスにある脳科学の分野で進んでいる機関の講座です。
人間の脳における構成として爬虫類脳レプティリアン ブレイン、旧ほ乳類脳、新ほ乳類脳というのがあるんですね。
人間がストレスを感じると脳にあるreptilian brain(爬虫類脳)に繋がるそうです。
ストレスがレプティリアンブレインと繋がって次のような反応が起こるそうです。
FIGHT
FLEE
FREEZE
戦うか、逃げるか、固まるっていう反応が起こるわけですね。
こういう状態だと精神的にも肉体的にも苦しく思ってしまうわけですね。
なのでこのストレス状態から解放されるには次のような事を行うと良いとのことです。
●change your perspective(ものの見方を変えて、違う選択肢や考え方がないか考える。)
俯瞰的に物事を見ましょうということですね。
ジャッジしないで上から下から横から斜めから様々な観点で観察するという感じでしょうか?
息を整える
深い深呼吸をする
次に様々な感覚(multi-sensoriality)を感じとっていきます。
例えば
目を閉じて一つの音にフォーカスする
音をよく聞きながら次の音にフォーカスする
その他、服の肌触りや皮膚の感触等様々な感覚を感じる
呼吸を整える
オーケストラのように全身の感覚を感じる
惑星からの訪問者のように周りを初めて見るかのように見渡す
景色が広がったり、時間の感覚がゆっくり感じるようになっているのが理想だそうです!
上記の事を行っていくとレプティリアン脳につながって感じていたストレスのスイッチをオフできるようなので、是非試してみてください。
今はコロナ騒動、世の中の様々なショッキングな出来事等でストレスを感じる事が多いです。
情報も様々なものが飛び交っており一喜一憂で疲れ果てている方が多いのではないでしょうか。
そんな時こそ呼吸を深くして俯瞰的に物を見る訓練が必要なのかもしれません。レプティリアン脳から脱出してストレスを感じないためにも。