映画芸術・趣味

映画「パッセンジャー」のような状況に人は耐えられるのか?

昨日、映画「パッセンジャー」を自宅のAPPLE TVでレンタルして見ました。

パッセンジャー

まずはネタバレにならない程度にあらすじを

 

あらすじ

宇宙船アヴァロン号はボット内にて人工冬眠した5000人を乗せ、120年かけて移民先の惑星に向かう。
そんな中あるトラブルにてジムの(クリス・プラット)冬眠ボットが故障し、1人だけ目覚めてしまいます。
ジムは惑星に到着するまでにあと90年あると知り絶望的な気持ちに。
船内のアンドロイドを話し相手にしながら約一年が経った頃、冬眠ボットの中に眠る美女の事が気になるように。船内で女性の情報を調べて、ますます理想の人だと感じたジムはある行動にでるのですが…

キャスト

オーロラ・レーン :ジェニファー・ローレンス
ジム・プレストン – :クリス・プラット
アーサー :マイケル・シーン
ガス・マンキューゾ : ローレンス・フィッシュバーン

ジェ二ファー・ローレンス

ジェ二ファー・ローレンスは今旬の人気美人女優ですね。2014年に最も興行収入の高かった俳優の第1位になっているようです。
目のあたりに東洋人的な雰囲気もあり不思議な魅力のあるお顔立ちをしています。
xーmenでのミスティーク役が有名ですが、あの役は身長が171cmありスタイルが良いジェ二ファーならではの役だと思います。

クリス・プラット

ウィキペディアによると、コミュニティ・カレッジを中退後セールスマンとして働き、その後ハワイのマウイ島でホームレス生活を送った事があるそうです。

今回の映画「パッセンジャー」では目が覚めて一年経過した頃にヒゲがボーボーになり、まさにホームレスのような風貌になっていました。その自堕落な姿がやけにリアルだったのは実体験によるものだったのでしょうか?

感想

もし自分がジムのように1人だけ目覚めてしまったらどうするのだろうと考えてしまいました。
植民地に到着するまで90年あるとすると、目的地にたどり着くまでに孤独の中で何年も宇宙船で暮らし1人息絶えてしまう可能性が。
そんな事が絶えられるのでしょうか?

誰か1人でも話し相手がいると違ってくるのでしょうが。
それが、理想の美女だったり美男だったりするともしかすると生きていく希望がわいてくるのかもしれません。

「あんまり好みじゃない人と2人きりになった場合は?」なんて野暮な事は考えないようにしましょうかね。

作品の評価

著名な批評サイトの評価は科学的な面において芳しくない事もあったようです。
でも個人的に私は楽しめた映画でした。
科学的な面での欠陥てどこだろう?と思うぐらい批評サイトが指摘するような事は気になりませんでした。
このような事は人によっては気になるのかもしれませんが。

世界で高い興行収入をあげているので一般的な評価は高いのではないでしょうか。

英語ワンポイントレッスン

hibernation:冬眠

passenger:映画のタイトルに使われている「パッセンジャー/passengers」には乗客・船客・旅客という意味があります

まとめ

この映画の見どころは下記の通りです

  • 今旬の俳優が出演
  • アカデミー賞美術賞取得が納得できるような洗練された宇宙船内デザイン
  • 俳優の演技力により出演者が極端に少ないのが気にならない
  • それほど深く考えずに見る事ができる
  • この映画はどちらかというとラブ・ストーリー的な要素が高く、映画「インターステラー」のようなSFものを期待しないほうが良い

「パッセンジャー」は休みの日に何か映画を見たいなと思った時にサラッと鑑賞できるタイプの映画だと思います。