ニキビ等の肌荒れが起きる原因として食生活の乱れや、ストレス、ホルモンのバランス、無意識に顔を触ってしまう癖、汗をかいたまま放置する等が挙げられます。
これら以外にも実は意外な事が原因になって症状が起こる事があるようです。
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部屋の空気
ではいったいどのような事が原因となっているのでしょうか?
実は肌荒れは「空気中」に含まれている物質が起因しているかもしれないのです。まさか空気の汚れが肌に影響しているとは思いもよらない事ですが、湿疹やじんましん、ニキビ、早期老化の原因となる可能性があるそうです。
室内の空気は屋外の5倍汚れている?
匂いなどを感じる事がなければ気付きにくいのですが、部屋の中は思っている以上に汚染されている事が。
場合によっては外の5倍も汚れている事もあるそうです。
肌荒れを起こす物質とは?
室内の空気の良し悪しに影響するのは次の5つの要素です。
- 科学物質
- ホコリ
- 二酸化炭素
- 温度
- 湿度
上記の要素が多すぎたり少なすぎたりすると、肌荒れにつながる事が。
壁から毒素が?
目に見えないのですが部屋の壁から揮発した毒素が肌に影響するようです。
一般的には揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds=VOCs)として知られている科学物質の水準によって不健康な肌状態を招く事が。
揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds=VOCs)は何に含まれているの?
この目に見えない物質は下記の製品に含まれている事が多く肌に様々な悪影響を及ぼすそうです。
- ペンキ
- 掃除用の製品
- キャンドル
- エアーフレッシュナー
揮発性有機化合物の影響
揮発性有機化合物は肌のバリアを壊し、炎症を起こし、フリーラジカルによるダメージを引き起こすと皮膚科医が述べています。
炎症も、フリーラジカルによるダメージもニキビの発症につながる事があるようなのでコワイですね。
殺虫剤や難燃剤に含まれる物質
その他に殺虫剤や難燃剤に含まれる物質、POPも内分泌に影響を与えると言われており不調の要因となっている事が。
ホコリで肌が老化
皮膚科医によると車等の排ガス由来のホコリは肌老化や色素沈着に影響するそうです。
対策は?
- なるべく有害物資を含まない製品を使用する
- 換気する
- 掃除をする時はホコリが舞い上がるのを防ぐ為乾いたものではなくぬれ雑巾等を使う
- 日中に付着した汚染物質、油、汚れを夕方に洗い流す
ワンポイント英語レッスン
湿疹:eczema
色素沈着:hyperpigmentation
難燃剤:flame retardant
内分泌系:the endocrine system
揮発性有機化合物:Volatile Organic Compounds=VOCs
最後に
私は転勤族なので空気が良いところや悪いところに住んだ事があります。様々な所に住んで思ったのは空気の悪い所に住むと肌が黒くなって荒れやすくなるという事。
空気汚染は思っている以上に肌に悪影響を及ぼすようです。
屋外の空気の悪さはすぐに気がつく事ができますが、部屋の汚れは気がつきにくいので、意識して換気をし掃除しないといけませんね。
ちなみにサンセベリアという観葉植物が空気中の科学物質を吸収してくれるそうですよ。
参照記事:https://www.wellandgood.com/good-looks/air-quality-and-skin/