英語が上達するためにはかなりの量の英単語を覚える必要があります。
英単語というのは、ボーッとながめているだけではなかなか頭に入ってきません。
そこで多くの方が声に出したり、紙に書いたりして覚えようとするわけなのですが、なかなか思うように暗記できない場合が多いのではないでしょうか。
その時は覚えたと思っていても、しばらくするとすっかり意味を忘れてしまったり。
なるべく速く暗記し、覚えたものを忘れずに定着させる方法はないのでしょうか?
効果的だといわれている暗記術にはいろいろなものがありますが、そのなかのひとつにmnemonic というのがあります。
暗記の達人が利用する暗記術
このmnemonicという暗記術を使うと速く暗記できる上、覚えたものを忘れにくくなるといわれています。
しかもこの方法は多くのメモリーチャンピオンが利用している暗記法なんです。
なかなか英単語を覚えられない場合、このテクニックを試してみると案外今までよりうまく行く場合があるかもしれません。
Mnemonic
暗記術と聞くとなんだか難しいものに感じますが、実はそうでもありません。
どういう方法で暗記するかというと
強力なイメージと結びつける
ととても簡単!
必要なものといったら…想像力。
想像力が豊かな方は特にこの暗記術を利用すると効果がでやすいと思います。
というのもmnemonic は 想像するものが大げさな方が記憶に残りやすいからです。想像力が豊かな方は、わりと大げさなイメージを容易に想像しやすい傾向にあるので良いというわけです。
Mnemonic の方法
多くの方が電話番号や人の名前を記憶する為になんらかのイメージや語呂合わせで覚えた経験があると思います。
要領は英単語を覚える場合も同じような感じです。
例えば
西や東(英語 : west east)
に対する英単語を覚えたい場合、
We We line
と覚える。
これは実際ネイティブスピーカーが子供に東西の位置と単語を暗記させる方法として使っているのを聞いたことがあります。
この方法だとWestと East の位置関係をそれぞれの単語の頭文字を使って覚えることができるのです。
実際にやってみよう
では次に英単語のgregariousに対するmnemonic を考えてみましょう。
gregarious には「集団を好む、社交的な」という意味があります。
この単語だと例えば、Greg とAriaという名前の人物がパーティーに行ってはしゃいでいる姿を想像します。
想像する際は、なるべく強力なイメージの方が良いです。
例えばGreg とAriaが奇抜で変な格好で楽しんでいる姿を思い浮かべたりするとより覚えやすくなると思います。
特に難しく考える必要はなく、楽しんでいろいろ想像力を膨らませながらトライしてみてください。
なんか思い浮かばない~
と思っても大丈夫です。
いろいろなんとかmnemonic を考えようとする過程で知らないうちに単語の意味を覚えてしまったなんてこともあるので。
教材
どうしてもイメージがわかないという方はあらかじめmnemonic が用意されているフラッシュカードや書籍を使ってみるのもひとつの手だと思います。
あらかじめmnemonicが用意された教材を見てみると、「ああ、こんな感じで想像すればいいのか!」ということが理解することができます。
教材のご紹介
mnemonicが使われている教材には次のものがあります。
結構おもしろいネタが使用されていますヨ。
暗記法には色々ある
暗記法は今回ご紹介した方法だけではありません。色による効果を狙ってカラーペンを使ってノートを作る方法などもあります。
以前このブログで青ペンや様々なカラーペンを使った暗記に関することを書いたことが。
その他にもいろいろ英単語の暗記に関するコツを書いていますのでもし興味があれば読んでみてください。
最後に
英単語の暗記ってダイエットと同じであの手この手でコツコツと努力あるのみだと思います。
努力しなくなると、またもとのタメダメ状態に戻ってしまうのもダイエットと同じ気が…
資格試験前はすごく努力していて最高の語彙力をほこっていたのに、試験に合格してしばらくすると気が抜けて暗記していたものがどこかにいってしまった!なんてよく聞くアルアルですね。
ってそれは私自身のことだったり。
なんとかせねば…
いつのまにかどこかに行ってしまった英単語達よ〜カムバック!
ちなみにmnemonic で強力なイメージとともに暗記した単語は生き残っています。
この暗記法が記憶の達人によって使われていたり良いと言われている事に納得。