どうして英語ってこんなに難しいのかな?と考える日本人は結構多いと思うのですが、英語の話者にとっては日本語の方がよっぽど難しい言語だと感じるようです。
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昨日読んだ英文記事によると、英語を話す人々にとって日本語というのはたくさんある言語の中で最も難しいと感じる言葉のひとつなんだとか。
英語スピーカーにとっては日本語に使われている文字を覚えるのが大変なようです。
あと、状況によって言葉の使い分けをする高文脈言語であることが難しいと感じるポイントなんだとか。
例えば英語の「You」に対する日本語訳は10以上もあったりします。
丁寧な言い方からくだけた表現まで細かくわかれているのが分かりにくいみたいです。
こんな難しい言語を操る日本人がどうして英語を難しいと感じるのかな?と思ってしまいますね。
日本人が英語を苦手に感じるのは、むしろこの日本語の複雑さが原因になっているのかもしれません。
言語の体系が違いすぎて脳内で変換しにくいのではないかと。
日本語話者に比べてフランス語だとかスペイン語の話者が英語を比較的はやく身に付ける人が多いのは言語体系が似ているからだと思います。言葉を入れかえるだけでわりとそれらしい表現を作ることができますから。
言語の体系が違うのにも関わらず、日本語をそのまま英語に置き換えてしゃべろうとすると「何て言ったらよいかわからない」と話せなくなってしまうことがあります。 真面目な性格な人ほどまったく同じに置き換えようとして悩んでしまうわけです。
なので日本人の場合「英語を話す時は日本語と同じような表現ができないことがある」という事を念頭に入れて会話する必要があると思います。
日本語だと漢字一文字で表せるような表現が英語だとセンテンス単位になってしまうことがあったりしますので。
ちなみに英語話者とって学ぶのが難しい言語は次の通りだそうです。
日本語以外では、
アラビア語
マンダリン
広東語
韓国語
ハンガリー語
アイスランド語
ベトナム語
コーサ語(南アフリカ共和国東部に住むコーサ族が使う言語)
文字がアルファベットではなかったり、トーンの使い分けを必要とするような言語を難しく感じるようです。
文字や発音があまりに馴染みがないものだと「なんのことだか」となってしまうんでしょうね。
上記のコーサ語とかだと「click consonant」というのがあって、それが18クリックもあるんだそうです。それでもって、舌の裏、口腔の天井部分、口の横の3つの場所を使って表現するんだとか。なんだかとっても難しそう….
外国語を学ぶ際は母国語との違いを認識するのが上達へのポイントのように感じます。
日本語と英語だと日本語⇄英語どちらを学ぶにしても難しいようなので特に注意が必要かも。
9 of the hardest languages for English speakers to learn: http://www.businessinsider.com/hardest-language-to-learn-2018-5