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有酸素運動と筋トレどっちが良い?年齢が高い場合は?

高年齢の場合、有酸素運動とウエイトトレーニングではどちらが痩せる事ができるのでしょうか?

Wake Forest Universityが行った最近の研究ではウエイトトレーニングとローカロリーダイエットを組み合わせることが推奨されています。

この方法だと有酸素運動で減ってしまいがちな筋肉量を減らさずダイエットができるからです。

多くの高齢者が運動としてウォーキングを選択することが多いのですが、筋肉量を維持したい場合はウエイトトレーニングを選択肢に入れたほうが良いとの事。

記事によるとこの研究報告についてはjournal Obesityの11月号に掲載されているそうです。

研究結果

研究で分かった事は下記のとおりです。

研究は60代の太り気味や肥満の成人249名対象に18ヶ月間実施。

カロリー制限+レジスタンス運動(トレーニングはウェイトマシーンを使用)を対象者が行った結果、かなりの脂肪量の減少が認められました。

減量のみ、あるいは減量とウォーキングを組み合わせた場合と比較すると筋肉量の減りが少ない上著しく脂肪量が減少したそうです。

筋肉量を維持するのは重要

高齢になると筋肉量を維持する事は 身体の機能を最大限に活かすために特に重要です。

ここで筋肉を維持しようと思って一生懸命有酸素運動をするとどうなるか?

これが意外な事に肥満者が減量のみ行った場合よりも、除脂肪量が減ってしまう事があるようなのです。

感想

食事に気をつけて筋肉量を減らさないよう筋トレを行う事が体の機能を保つ秘訣ということですね!

ちなみに私が最近読んだ筋トレの本によると筋肉量は40代になると20代の頃から約20%も減ってしまうのだとか。
年齢とともに食事量が変わらないのに体重が増えやすくなった!という話はあちこちで聞きますよね?

これは筋肉量が減って消費カロリーが低下してしまうの事が原因のひとつとして考えられます。

筋肉は必要だ!

筋肉と聞くと特に女性はムキムキになるのでは?と敬遠する場合があります。

でも健康的な生活をおくるには筋肉は必要なんです。

筋肉がないと次のようなデメリットが。

  • 使われない筋肉が固くなる
  • 関節の可動域が狭くなる
  • 体のラインが崩れる
  • 代謝が低下して太りやすくなる

年齢が高くなるにつれダイエットなどで体重が増減すると筋肉ではなく脂肪が増加する傾向があります。

また高齢者になると筋肉量低下による体の機能低下から転んで寝たきりになったりすることもあるので、筋肉を維持するのは本当に重要な事。

英語ワンポイントレッスン

ここで英語のワンポイントレッスン。

「筋肉量を維持する」を英語で何ていうのでしょうか?

「筋肉量を維持する」は

preserve muscle mass

と言います。

次はmuscle massをpreserve する効果的な筋トレについて。

効果的な筋トレ

筋トレといっても、ウエイトマシーン等の器具を使う方法から自重トレーニングまで色々と種類があります。

ジムでのトレーニング

ジムに入会するとトレーニングのメニューを組んでもらえる場合が多く、初心者でも効率的な運動方法をアドバイスしてもらえます。

私が最近入会したジムではマシーンを使う際のセット回数からウエイトの設定までひと通り説明がありました。

ウエイトマシーンは難しい印象があったんですが、実際使ってみると思っていたほどではありませんでした。

自宅でトレーニング

スポーツクラブに通わないで自宅でトレーニングする方法もあります。

マシーンを使わなくてもチューブやダンベルを使用すると効果的な筋トレができます。

自宅だと自分のペースで運動できるのが良いですね。

筋トレの頻度

筋肉トレを行った後、疲労を回復して筋肉が成長するための時間は48時間以上とされています。

こういった筋肉のメカニズムに合わせてトレーニングの頻度設定すると効果的だと思います。

例:

  • 一日おきにトレーニングする
  • 毎日筋トレする場合はトレーニング部位を変える

詳しくはジムのトレーナーからアドバイスを受けたり書籍を購入して自分に合ったトレーニングの方法を研究すると良いと思います。

最後に

私の場合、年齢を重ね運動不足状態になってからある時ガクっと不調になりまして。

これではいけないと一念発起して昨年末からジム通いを始めました。

でもですね….

ブログにも書いたんですが、数週間前にはギックリ腰になったり寝起きに脚がつったりハプニングが続出。

少し前まであまりにも運動不足だったので若い時には起こらなかったような事が!

それでもめげずに現在ジム通いを続行中。

私は寝たきり老人になるのは避けたい!そしてピーマンのようなヒップラインにはなりたくないっ!

ということで、これからも細々とウォーキングや筋トレを続けていこうと思います。