最近は中学生、高校生だけでなく小学生も英検を受験するようになっています。また社会人もTOEICを受ける為に英語学習の必要に迫られるケースが。
そんな中で英語学習者が悩むポイントは共通しています。
それは特定の単語や句が覚えにくいということ。
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先日見た英語ニュースでは英語学習者が悩まされることのひとつとして、英語のフレーズが覚えにくいことがあげられていました。
例えば、次のような句動詞(Phrasal Verbs)を見ると混乱してしまうようです。
Look up
Look down on
Look over
Look after
確かに紛らわしい感じの印象があるフレーズですね。
このような単語はそれぞれの始まり方が似ている為「このいいまわしは聞いたことがあるけど何て言う意味だったかな?」と混乱してしまうことがあると思います。
上記のような覚えにくい単語はいったいどのようにすれば短期間で効率よく暗記することができるのでしょうか?
英単語の暗記方法に関しては下記の手法をこのブログで何度か紹介したことがあります。
今日はそれに加えて参考書のインデックスや語源を使った勉強法をご紹介します。
Mnemonicやカラーペンを使った暗記方法と今回紹介する方法を合わせて行えば単語の暗記スピードがアップし、英語学習の効率化を図ることができます。
今回紹介する方法は次の通り!
この方法は手持ちの参考書を使って誰でも気軽に行うことができます。
手順はとても簡単!
これだけです。
参考書のインデックスを見ているとある特定の単語やフレーズ群が覚えにくい事に気がつくと思います。
例えば英検やTOEICの単語集だと、Con-やComで始まる単語が覚えにくい場合が多いと思います。
これは、単語の最初のスペリングが似ているため「あれ、これ見たことあるけどどっちの意味だったかな?」と他の似たつづりの単語の意味と混乱してしまうからなんです。
インデックスを見て自分がどのようなスペリングの単語に混乱するのか把握できたら、そこを集中して覚える。
そうすれば苦手部分をスピーディーに克服できるかと思います。
単語を覚える際は語源を調べると単語の意味に対するイメージが思い浮かびやすいです。
辞書を調べると分かるのですが、英単語というの下記のような言語に由来しています。
多くの人が混乱するcom-やcon-といった接頭辞はラテン語のcomやcumに由来し、「ともに」「まったく」「完全に」といった意味を表しています。
例えばcontemplateという単語だと、con(完全に)+ templum (ラテン語由来:占いをするために設けられた場所、寺院)という語源で構成されています。
それぞれの語源を知っているとこの単語の意味「じっくり考える」が思い浮かぶと思います。
ちなみにcom-は
b、m、pの前にくるのはcom
l(エル)の前ではcol
r の前ではcor
b m p l r 以外ではcon
となります。
このように語源を知っていると言葉の意味が想像しやすくなります。
覚えにくい単語を音読したりノートにリストアップして書いていくとさらに暗記しやすくなります。
暗記する際はmnemonic や語源を利用したりカラーペンでノートに書くと覚えやすいです。
覚えにくい単語の攻略法をまとめると次のようになります。
以上です。
ポイントは暗記しにくい単語を探し、語源やmnemonic等の暗記術を使い、読んだり書いたりして徹底的に集中して覚えるということになります。