私が子供の頃から漠然と考えている事。
それは、
人は何故存在するのか?
そもそも存在していると思っている事自体が幻想であり、実は存在しないのではないか?
もし私達の世界を作っている「Something Big」があるのだとすれば、どういう意図をもっているのか?そこに意味はあるのか?
ということ。
Contents
先日、Audible.com で「The Big Picture」というオーディオブックをダウンロードしました。
この本なら存在することの不思議への答えが見つかるのかな?という期待をこめて。
この宇宙の片隅に ―宇宙の始まりから生命の意味を考える50章―
世界的な理論物理学者が、生命、意識、宇宙の起源を語りこの宇宙で私たちが生きる意味を探究。
「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー、「ザ・グレーテスト・サイエンスブック2016」、「ザ・ベストサイエンスブックス2016」等に選ばれている本。
私の場合、子供の頃から考えている事に対して「存在することの意味はあるかもしれないし、ないかもしれない」とすっきりしない気持ちをいつもどこかにもっていて。
もしこの疑問に対する答えを見つけるとすれば、物事に対する明確な根拠を探求する学問である物理学等の「科学」のフィールドになるのかなと。
例えば「存在することにはこういう意味があるんだよ」と言われても、その根拠は?と思ってしまうので。
科学の本を読んでも核心的な部分はすっきりしない場合が多いのですが、今回ダウンロードした本はどうなのかなあ。
現在前半の部分を聞いているんですが、おもしろいです。
本のナレーションを聞いていると、わりと昔から私のように「存在」する事に対して実は存在しないかもしれないと考える人物がいたようで。
昔はそのような思想の持ち主だと糾弾されるような時代もあったようなんですが、現在は科学の世界では不思議ではない考え方みたいです。
このオーディオブックは本の著者Sean Carroll がナレーションをしているのですが、非常にクリアで聞き取りやすい英語です。
オーディオブックって結構著者がナレーションをしているものが多く、しかも読むのが上手だったりするので驚いてしまいます。
なんとなく、ナレーションってプロのナレーターがするイメージがあったのですが。
プロのナレーションといえば、CNNのAnderson Cooper 360°で有名なアンダーソンクーパーが自身のオーディオブックをナレーションしているのを聞いた事があります。
アンダーソンクーパーはプロ中のプロだと思うのですが、本のナレーションは少し違和感を感じました。
どちらかというとアンダーソンクーパーの場合はニュース向けの読み方なのかも。
時々、ナレーションの声質によっては眠くなったりするんですが、今回の本「The Big Picture」は眠くならないみたい。
前回ダウンロードしたオーディオブック「The Selfish Gene」(和訳本は「利己的な遺伝子」) は著者Richard Dawkins のナレーションが重厚で素敵なんですが、何回か途中で寝てしまって話がわからなくなってしまったのだ。
この本によって長年抱いている疑問に対する答えがみつかり心のモヤモヤが晴れるのかどうか?
まだ前半しか聞いていないので、後半部分に期待!