昨日劇団新感線と宮藤官九郎のタッグ作品「メタルマクベス」を観劇しました。
メタルマクベスはdisc1-disc3の三作あって、それぞれキャストが変わり演出がアレンジされています。
私が見に行ったdisc3は長澤まさみさん、浦井健治さん、高杉真宙さんが出演している作品。
メタルマクベスが上演されている劇場はIHIステージアラウンド東京。この劇場は客席が360度回転する円形施設なのです。
以前IHIステージアラウンド東京で「髑髏城の七人」を観劇して動く客席や演劇と映像が駆使された舞台を見てそのエンターテイメント性の高さ、新しい感覚に驚いた私。
この劇場で行われる演劇は注目せずにはいられない!ということで「メタルマクベス」のチケットをゲット。座席は中央のかなりよく見える場所。期待度大で見に行きました。
メタルマクベスの内容をとっても簡単に説明すると、ヘヴィメタルサウンドに乗せたシェイクスピア「マクベス」
登場人物が八〇年代と近未来を行ったりきたりする物語。
浦井健治
長澤まさみ
高杉真宙
柳下大
峯村リエ
栗根まこと
右近健一
橋本じゅん
ラサール石井
長澤まさみさんは美人かつ美脚、スタイル抜群で演技力が高いと評判の女優さんですよね。
今回メタルマクベスを見てルックスと演技力は評判通りだなと感じました。
綺麗な芯があるスタイルできちんと動ける体作りをされているのだなと。第一線で活躍されている女優さんというのはみなさんそうですね。
テレビなどで見ていると華奢な印象の方でも実際舞台で見るときちんとコアがあるスタイルなんですよね。体の線が出る衣装を着ているとよくわかります。相当ストイックなんだろうなと思います。
それから演技なんですが、ドラマだと明るく可憐な役柄のイメージから繊細な演技をする方という印象を持っていたのですが、舞台では振り切った演技も見ることができました。
そして感心したのは長澤まさみさんの声。すごく通る美しい声の持ち主だなと。そしていろんな声が出せる方。歌も上手!歌唱力が高いです。
それにしても俳優さんの発声法てどうなっているのか素人一般人として不思議に思います。
舞台の発声って大きな叫び声をあげたり、歌をうたったり、高い声でせりふを言ったり、ものすごく過酷。
一般の素人が間違った発声で真似するとすぐ声帯がやられそう。プロの方ってそうならないような発声法を学んでいるんでしょうね。
素人ながら声帯という楽器は取り替えができないので取り扱いには注意が必要だと感じます。
ランダムスター役の浦井健治さんはスゴい俳優さんです。
歌声もシャウトから聞かせる声までなんでもござれという感じ。
立ちまわりに力強い存在感があって目が離せない俳優さん。
高杉真宙さんは以前仮面ライダーで見たときに演技力がある人だなと注目していました。
メタルマクベスでは全身で演技している姿が新鮮でした。
ちょっと声がれ?している気がしたんですが気のせいでしょうか。
応援しているので頑張ってほしいですね。
この方はおもしろ路線で舞台に登場しただけで笑いが巻き起こります。ぎりぎりのところでグイグイくる演出がツボに入ります。
メタルマクベスは大音量のメタル音楽と俳優の熱気につつまれるような舞台でした。普段静かな環境で過ごすことが多い私には相当な刺激があったんではないかと。
たまにはいつもとは違う刺激を与えたほうが脳の活性化に良い気がします。
舞台は非日常的な空間で俳優と観客の気の交流が感じられるのがおもしろい!
さて次に舞台を見に行くのはいつになるかな?