日本語で「愛してる」を使うのは重いイメージがあって戸惑いを感じる方が結構いるのではないかと思います。
似たような意味を持つ「大好き」とか「スキ」などといった表現だと軽く言える印象がありますが。
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日本語で「愛している」と言うより英語で「I love you」と言ったほうが恥ずかしい印象がなく簡単に言えそうな気がします。
けれども実際は英語でも「I love you」を重い表現だと考えるネイティブスピーカーもいるようです。 外国人の場合何の抵抗もなくサラッと言えそうなイメージなんですが。
昨日見たドラマでは高校生のラブラブカップルが付き合って3ヶ月目のanniversaryで別れてしまうといった展開でした。
その別れた理由というのが、男の子が何気なく「I love you」と言ったのに対して女の子が同じように「I love you」と返す事ができなかったから!
シングルマザーに育てられたという家庭環境もあり女の子にとって「愛している/ I love you」という言葉は非常に重く簡単には言えるものではなかったのです。 その感覚が男の子には「本当に好きだったら自然と出てくる言葉なんではないの?」と理解できず関係が急激に悪化。
何でそんな事で別れるの?と個人的には感じましたが、男女のすれ違いというのはこのようなささいな言葉がきっかけとなることもあるのでしょう。
「I love you」は付き合いはじめのカップルには使うのが難しい表現かもしれません。
なーんて微妙なニュアンスがわからなくて悩む場合がありそうです。
結婚して年を重ねると家族には何のためらいもなくすぐに「アイ ラブ ユー」って言えますがね。私の場合は…なんですが。
そういえば、映画「ゴースト/ニューヨークの幻」でもサム(パトリック・スウェイジ)がどうしてもモリー(デミ・ムーア)に「愛してる・I love you」と返せないシーンがありました。
モリーに I love you と言われると
I love you, too ではなくditto と返事していたんです。
サムにとってはI love you という表現が気恥ずかしく非常に重いものであったのでditto(=同じく)と言う表現を使ったのかもしれません。
その後ゴーストになって初めて「愛している」と告げる場面があるんですが、言葉の持つ重みがうまく使われていて人々の心に残る名シーンとなっています。
多くの人が涙した感動のラストシーンですね。
海外ドラマや洋画などを見ていると「I love you」はすぐに言える人とそうでない人にわかれるようです。
この辺りの感覚は日本語の「愛してる」と同様かもしれません。
愛してるを簡単に言うものではないと考える人もいれば、好きならすぐに愛してると言えるでしょうと考える人もいるってことですね。
こうやって世の中すれ違いがおこるんでしょうか?
言葉の捉え方は人によって違う場合があるのでお互いの考えを察して尊重するのがうまくいく秘訣なのかもしれません…