イギリスで「レ・ミゼラブル」の舞台を観た知り合いは皆一様に「凄く良かった」と言う。
私も観に行きたいとは思うのですが、そのようなチャンスは今のところなさそうです。
舞台は見た事がありませんが、映画版は見た事があるので今回は映画版「レ・ミゼラブル」についてのご紹介です。
Contents
まずはネタバレしない程度にあらすじを
ジャンバルジャンはたったひとつのパンを盗んだ罪で長年服役していましたが仮出所の時がやってくる。
仮出所後に逃亡したジャンバルジャンを警部のジャベールがしつこく追いかける。
そんな中ジャンバルジャンはフォンテーヌという女性の子供コゼットを預かり育てる事になるのですが…
ジャン・バルジャン:ヒュー・ジャックマン
ジャベール:ラッセル・クロウ
ファンティーヌ:アン・ハサウェイ
コゼット:アマンダ・サイフリッド
ジャン・バルジャン役のヒュージャックマンは演技派の素晴らしい俳優さんだと思います。
この作品はミュージカル作品なので歌う場面が多いのですが、きちんとこなしているところが凄いです。
作品によってすごいワイルドでガッチリした体型だったり、細くて紳士的で繊細な印象だったり役によって全くイメージが違う印象があります。
なんとなくヒュー・ジャックマンはもともと細身な印象があるのでxーmen役のような体作りは大変そうな気がします。以前メグ・ライアンと共演していた映画「ニューヨークの恋人」での細い体系が普段の姿に近いのではないかと。これは私が勝手に想像しているだけなのですが。
ちなみにWikipediaによるとウルヴァリンを演じるにあたり、ボディ・トレーニングをしベンチプレス140kg、レッグプレス480kgを持ち上げられる程になっていたそうです。
アン・ハサウェイはこの役で吹き替えなしのミュージカルに挑戦し、アカデミー賞助演女優賞やゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞。
なんでも役作りの為に、非常にハードなダイエットをしたようなので、賞を取ることができて努力が報われたのではないでしょうか。
この作品でのアン・ハサウェイの歌や演技は素晴らしいと思いました。
けれども個人的にアンが演じるフォンティーヌの行動は疑問に感じるところがありました。
「何故あなたは今そんな行動を?」と感じる場面がいくつか。
まあ、そのあたりの表現が「体当たり演技」として評価されたのでしょう。
ゴニョゴニョ…
ラッセル・クロウはミュージカルのイメージがあまりなかったのですが、きちんと歌をうたっています。
ハリウッドの俳優さんは何でもこなせる方が多く驚いてしまいます。
レ・ミゼラブルの中でジャベール役のラッセル・クロウはこれでもか!というくらいしつこくジャン・バルジャンを追いかけます。本当に憎たらしいくらいに。パンひとつを盗んだだけの人をそこまで追い詰めなくても・・と思ってしまいましたよ。
アマンダ・サイフリッドはミュージカル映画マンマ・ミーアでも歌って素晴らしい演技をみせている若手実力派女優ですね。
スタイルが非常によくモデル体型ですが身長は159cmだそうです。案外小柄で親近感がわきます。
ちなみに共演のアン・ハサウェイは173cmあるそうです。
ミゼラブルはフランス語ですが、英語のmiserableという単語を知っていると意味が理解できますね!
miserable:(貧困・不幸等のために)みじめな、不幸な |
レ(les)はフランス語の定冠詞でtheという意味です。
この映画の見どころを下記の通りまとめてみました。
ミュージカルは好き嫌いがあると思うのですが、好きな方にはオススメの映画です。