英検は受けて一回目で合格できる人もいれば何回受験しても不合格という人も。
一回で合格できる人はいいのですが、何回受けても不合格の場合はいったい何がいけないんだろう?と悩む事があると思います。
できれば合格できない原因をつきとめて、なんとか合格につなげたいですよね?
そこで今回は英語講師をしていた経験や自らの英検1級合格体験をもとに、英検に合格できる方法をお伝えしたく思います。
Contents
私は以前大手英会話学校で英語の講師をしていた為、多くの生徒が英検を受験するのを見てきました。
その経験からわかるのですが、英検に合格できる人とできない人には例外はあるにせよ、それぞれ似たような傾向があります。
英検に合格できる人はずばり、次のような人です。
その他、帰国子女の場合は英検に強い人が多く受験一回目で上位級を取得するケースが多いです。
英検になかなか合格できない場合はどんなケースが考えられるかというと
といった感じになります。
もちろん全員があてはまるわけではないのですが、どちらかというと上記のような傾向が見受けられるのです。
あと、英検の合否は体調や運などにも左右される側面があることを付け加えておきます。
すごく一生懸命努力しても、試験当日体調が悪ければ実力を発揮できない事があります。万全を尽くすためには自己の体調管理が重要になってきます。
この体調管理というのが案外大変なんですよね。
天候が極端に暑かったり寒かったりするとだるくて頭がうまく働かない事があったり。
このあたりをいかにコントロールするかが難しい。
試験日が大雨に重なったりすると、それだけでも大変。こういうのってどうしようもないというか運というか。
あまりにも極端な天候の時に英検を受験して実力を発揮できなくても、あまり気にしないで次を頑張るという考えもありますね。
英検は天候以外にも運に左右される側面があると思います。例えば
等々。
運にある程度左右されるのは仕方がないので、運にびくともしないレベルまで実力をあげるか、次に頑張るかという事になってくると思います。
英検は試験の傾向と対策を練って、それに向けて努力できる人が合格できる傾向があると書きましたが、いったいそれってどういう事をしたらいいの?と思うかもしれませんね。
どのような事をすればよいかというと、実はとてもシンプルな事で。
だれでも独学で実践できるような事です。
具体的に勉強するべき事を挙げると
上位級になってくると
などが加わります。
傾向と対策を練るためにはまず、どのような出題形式でどのような内容の問題がでるのかを知らなければいけません。その為過去問を解くのは必須かと思います。
年度によって出題傾向に大きな変更があったりするので、過去問は最新のものを購入することをおすすめします。
古い参考書を使って対策すると「あれ?出題形式が違う」となる可能性があるので要注意。
次に過去問をといてみてできなかった部分あるいは苦手だと感じた分野を重点的に勉強して強化していく作業が必要になってきます。
その為には弱点を強化できる分野に特化した参考書を購入して重点的に勉強していく必要が。
英検の参考書は全分野を勉強できる総合タイプのものと、各分野ごとに特化したタイプのものがあります。弱点を強化する為には後者の特化タイプの参考書を選ぶことになります。
英単語の暗記は基本中の基本。うろ覚えでも良いので参考書に記載されている単語をすべて頭に入れておくことをおすすめします。
単語を知っているか知らないかが点数の差につながることがあるので、ここは手を抜かずに頑張るべきだと思います。
英語でのスピーキングは今日練習して次の日に突然上達するというものではないので、コツコツ頑張るしかないです。
これが一番大変なんですよね。
でもここをなんとか頑張らないと2次試験をクリアできないので日々呪文のようにスピーキングの練習を繰り返すことをおすすめします。
試験対策用のテキストを確認する作業は当然しないといけません。
上位級を目指す場合だと更にあの手この手でスピーキングの力をつけていく必要があります。
例えば日常的にニュース、ドラマや映画などを利用してリピーティングやシャドーイングをしたりといった事です。
ここまであれこれやっても合格できない場合はもしかすると選択する級を間違えているということが考えられます。
受験レベルが実際のレベルより高すぎるかも?と思う方は受験する級を少し下げたほうが良いかもしれません。
その後ジワリジワリと努力を続けると上位級も合格できるようになると思いますので焦りは禁物です。
英検に合格する為の方法をまとめると次のようになります。
以上です。
基本的な事ばかりですが..
実は基本的な事を押さえるのが合格に近づく秘訣だったりするのです。