本棚を眺めていると以前買ってまだ読んでいない洋書が目にとまりました。
Eating Drinking Overthinking
バンコクに住んでいた時にマンションの下のテナントに入っていた洋書店で購入した本なんですが、まだ読んでいなかった!
せっかくなんで読んでみようと思ってパラパラとめくっていたら気になる英単語が出てきました。
それは
“fight-or-flight response”
という単語。
若い時にトラウマになるような体験をした場合、その後ストレスを受けるとこの“fight-or-flight response”が自動的な生理反応として起こると本には書かれていました。
↓ちなみに読んでいるのは「Eating Drinking Overthinking」というタイトルの本。
「闘争・逃走反応 」fight-or-flight response
“fight-or-flight response”って日本語で何ていうんだろう?と思い調べてみると次の事がわかりました。
- 日本語では「闘争・逃走反応 」と呼ばれている。
- 闘争・逃走反応 fight-or-flight responseは動物の恐怖への反応の事でウォルター・キャノンによって初めて提唱された説。
- 動物が恐怖に直面した時に神経インパルスを発動して自分自身に「戦うか、逃げるか」とせまる反応。
すごく緊迫した反応です!
感想
これは若い頃にトラウマ体験がある人はストレスを受けるたびに「戦うか?逃げるか?どうするー?うぎゃー」みたいな感じの反応が起こっている場合があるという事です。
かなりメンタル面に負担がかかりそうだ…
闘争・逃走反応 fight-or-flight responseの機能に問題があると、鬱などの精神的な問題とリンクする場合があり、過食やアルコールに走ったりすることがあるのだとか。
闘争・逃走反応 fight-or-flight responseが過剰に反応してしまうケースとしては子供の時に虐待を受けた経験がある場合等が挙げられます。
最後に
このような過剰反応が起こってしまったら、メンタルがやられっぱなしで救いようがないのでは?と思ってしまいますが、そうではないようです。
その後、例えば深い愛情に接する経験をすると乗り越える事が可能だそうです。
以前もブログで脳の神経回路は変化するという内容の事を書いた事がありますが、脳っていうのは思っている以上に柔軟なんですね。
脳の仕組みをうまく利用すると様々な事を克服できる可能性あり!という事です。
神経回路について書いた記事はコチラ↓