英検1級

英検1級に最短で合格する方法

英検1級は難易度が高い。準一級まではクリアできても1級は何回受験してもなかなか合格できないと言われています。

今回はそんな1級に合格する為の効率的な勉強法をお伝えしようと思います。

英検の試験内容について

英検1級の試験内容は大きく分けて1次試験(筆記、リスニング)と2次試験(面接)に分かれています。

試験内容は下記のとおりです。

1次試験(筆記、リスニング)

短文語句補充問題

長文語句補充問題

長文の内容一致問題

英作文(ライティング)

リスニング

2次試験(面接)

自由会話

スピーチ

Q&A

英検1級の出題内容

「読む、書く、話す、書く」の全ての面において社会性の高い出題内容となっています。

科学、経済、食料問題、歴史・文化、環境問題、医学、心理等、非常に難易度の高いテーマについて出題されます。

英検1級に合格する為の対策と勉強方法

英検1級に合格するためには上記の出題傾向を見ればわかるように、社会性の高い内容を知っておかなければなりません。その為には参考書を解く以外にも日頃から最新のニュースをチェックし、その内容を分析しておく必要があります。

いきなりニュースをやみくもにチェックする前に、まずはどのような形式で出題されているのかを知る必要があると思います。

その為には一番最初に過去問題を解く事をおススメします。

流れとしては次の順番で学習していくのが効率的だと思います。

効率的な学習方法

  1. 過去問を解く
  2. 総合的な内容の参考書を解く
  3. 単語集を覚える
  4. 弱点を強化する

過去問を解く

出題傾向を知る為に過去問を解くのは必須でしょう。この作業をする事によってその後の対策をたてやすくなります。

 

総合的な内容の参考書を解く

その次に必要なのは試験の出題傾向とその対策を知ることです。まずは全体的にどのような対策を練るのが必要なのかを知る為に総合的な内容が含まれた参考書を一冊熟読し、解いておくと良いかと思います。

その際、自分の弱点がどの部分なのかをチェックしておきます。

総合的な内容の参考書には試験の日程や申し込み方法、合格点などについて記載されているパターンが多いのでその部分も確認しておきましょう。

単語集を覚える

単語集は必ず用意してすべて暗記する事をおすすめします。うろ覚えでもよいので単語の意味が分かるレベルにまでもっていくと、試験に対応しやすくなります。

英検1級の出題単語は難易度が高く文脈で推測するのには限界がありますので、単語集はきちんと覚えておく方がよいのです。

弱点を強化する

弱点の強化をしていくには、まず何が苦手なのかを知る必要があります。
最初に過去問や総合的な参考書を解いた時にわからなかった部分や苦手な部分をチェックしておけば、対策を練る事ができます。

あらかじめ苦手な部分をチェックした後はその部分を強化していく参考書を入手します。

参考書には総合的な内容が含まれたものと、部分的に強化していくものがあります。
弱点を強化する為には特定のスキルを重点的に学習する為の参考書を選びましょう。

例えば、ライティングが苦手な場合ですとライティング用、スピーキングが苦手な場合は2次試験に特化した参考書を選ぶといった具合です。

参考書の選び方

本屋に行くと色々種類があって迷うと思います。
その場合あらかじめアマゾン等で人気の参考書をチェックしておくと良いでしょう。

英検対策で人気のものは旺文社の参考書が挙げられます。
その他に植田一三さんの参考書も定評があります。

参考書の難易度

参考書によっては比較的理解しやすいものと難易度が高いものがありますので、購入前に現在のレベルをよく考えより効率的に弱点を強化できるタイプのものを選ぶようにして下さい。

一般的には最初に比較的理解しやすい内容のものから始めると内容が頭に入ってきやすいです。

人によっては最初から難易度が高いタイプを選ぶ事もあるかと思いますが、その場合参考書の覚えるべき重要部分を見つけ、効率的に学習していく事をオススメします。
というのも難易度の高い参考書の場合、全部を暗記するのは非常にハードルが高く挫折してしまう可能性があるからです。

参考書は自分にとって必要なものを選ぶ

英検に合格するためにはまず最初に出題内容を確認し、何を強化していけば良いのかを考え、それに応じて参考書を選んでいく事が重要です。

苦手な分野は人それぞれ違いますので、選ぶ参考書も人によって違ってきます。

参考書を選ぶ際に口コミは参考になります。けれども最終的には自分にとって何が必要なのかを見極める事が合格への近道なのです。

まとめ

  • 英検を受ける際にまずは過去問や総合対策の参考書を解く
  • 単語集を覚える
  • 部分的に苦手な分野を強化する
  • ニュース等を見て最新の社会的な情報を入手する

以上のことを基本として効率的に学習していくと短期間で成果が出やすくなるでしょう。