英検2次試験に合格する為の方法や注意点をまとめてみました。
対象レベルは英検1級や準1級がメインとなりますが部分的に全ての級に当てはまる内容も含まれています。
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英検2次試験はスピーキングが得意な場合割とすんなり合格できるのですが、そうでない場合はかなり苦戦する事となります。
特に上位の級になるにつれ合格する事が難しくなる傾向にあり、人によっては何度受けても不合格という事も。
英検の2次試験が多くの人にとってハードルが高い理由としては下記の点があげられます。
英検の場合、2次試験は英語の総合的な力が問われます。
発音、文法、語彙力、応答力等、様々な点が評価の対象となっており、習得するべき内容が多岐にわたります。
その為、勉強方法が偏っていたり、何か苦手な分野があると点数がとれないといった事態に陥る事に。
日本人というのは得てして論理的にスピーキングを展開するのが苦手です。
これには文化的な背景が絡んでいるので多くの人が苦手に感じるのも無理はないのです。
日本人はハイコンテキストな文化的特徴を背景に持つ為、論理的に話す事に慣れていない。
多くの人が英検に合格するのが難しい原因の一つがここにあります。
>>高・低文脈文化high(low)-context cultures/Wikipedia
とはいっても、英検に合格するにはこの論理性を身につけていくことが重要なポイントになりますので、意識して学習をしていく必要があります。
英検で必要とされる論理性を身に付けるには英検2次面接対応の参考書を熟読する事です。
通常参考書にはスピーチを論理展開する為の方法がきちんと記載されています。
参考書の内容をもとに自分なりのスピーチを展開できるようにする事がポイントです。
オススメの方法としては論理展開する為のキーワードをある程度絞って暗記することです。
英検の場合、英単語の参考書は全て暗記することをオススメします。というのも語彙力は1次試験に必須であると同時に2次試験においても内容が豊富なスピーチを発信する為に必要となるからです。
ですが2次試験対応の参考書の場合、自分の使いやすく言いやすいキーワード表現をピックアップして覚えるといった方法でも合格できる可能性があります。
2次試験では論理性が求められる事を念頭に置き、面接を受ける時は次の点に気をつけるようにすると合格に近づきやすくなると思います。
英検は上位の級になってくると社会性の高い内容のトピックが出題されます。
このようなトピックに対応する為には参考書のみならずあらゆる時事問題に精通しておく必要が。
日常的に英語ニュースや雑誌をチェックして最新の情報を仕入れ、それらの内容をスピーチで論理展開できるように練習しておくと試験に対応しやすくなると思います。
英検では例えば次のような難関トピックが出題される事があるので学習する際は要注意。
他にも選挙権に関する事や治安に関する事など、非常に難関なトピックが出題される事があるので心して取り組む必要があります。
面接の際は次の点に気をつけるとうまくいく可能性があります。
2次試験では発信力、コミュニケーション力が問われるので黙りこんでしまうのは良くありません。
うまく言えなくてもなんとか発信するようにする事がポイント。
本番でうまくピンチを切り抜けるには、日頃からわからない単語があっても、別の言い方で表現したり説明する練習をしておくとよいと思います。
あと、面接の際は面接官の心象が良くなるよう礼儀正しく振る舞うのは人として当然の事なのは言うまでもない事です。
やる事がいっぱいあって大変だなあと感じるかもしれませんが、日頃から注意して学習すると意外と簡単にクリアできる事だと思います。
モチベーションアップには楽しみながら学習する事もポイント。
例えば発音の正確さを磨く為の学習に好きな映画やドラマを使ったシャドーイングを取り入れてみたり。
英検の学習方法はひとつではなく十人十色。
今回ご紹介した学習方法以外にも
色々工夫しながら自分なりの効果的な学習方法を見つけてみて下さい。