先日暗記に効果的な色について書かれてあるニュース記事を見かけました。
暗記に効果的な色は?
何かを暗記しようとする時、多くの人がマーカー等を使って覚えようとする事が多いと思います。
皆さんは暗記するとき何色を使っていますか?
通常は赤なんかが多いのではないでしょうか。
ある元宝塚のトップスターの方が暗記に使っている色は青色なんだそう。この色が一番覚えやすいんだとか。
色の暗記効果
記事の中では色の暗記効果について下記のような事が書かれていました。
- 人間の脳は新しいものを覚えやすい
- 黒とは違う色が使われていると脳が記憶しやすい
- 青や緑は脳に優しい
- 赤は興奮する色なのでずっとみていると脳の機能が弱ってきてしまう。
- 慣れを防ぐために青と緑を交互に使うのも良い
色の心理的効果
黒以外の色を使うと脳が「あれ?」と認識しやすいようですね。
青や緑
暗記する際、長期的に見続ける場合はリラックス効果がある青や緑が良いようです。
私もカラーペンを使って暗記する事が多いのですが、青や青緑を使う頻度が高い。これって無意識に疲れにくい色を選んでいたのかも。
赤
赤は興奮しやすい色なんで、短期的に一気に覚えたりする場合は良いようです。
英検必須単語集暗記に使った色
私が英検1級の単語を暗記した時は、様々な色のカラーペンを使いました。
その方法は下記の通り
- 単語集で覚えきれなかった単語をルーズリーフに全部書き出す
- 5ー10単語ごとに色を変える
- 特に単語の意味は書かないで、英単語のみ書く
- コルクボードに貼って見続ける事で覚える
この方法で英検の試験までに単語集に載っている英単語を一応全部暗記しました。
勝手に「カラフル暗記法」と名付けたオリジナルの暗記方法なんですが、これが結構効果的で。
以前のブログ記事にもこの暗記方法について書いた事があります。
カラフル暗記法の良い点
ノートをカラフルにすると、「そういえばあの単語はあのあたりにこの色で書いたな」と記憶と結びつきやすく、意味を思い出しやすいという利点があります。
注意点
英検の単語は覚える量が多いので、意味を全部書き出すのは時間がかかりすぎるので、単語のみを色分けしてリストアップしていくのがポイントです。
例:
abyss
cluster
avarice
coffer
pseudosciences
stealth
scapegoat
quantum
segregation
眺めていて意味を思い出せない場合はテキストで再度確認するという方法で覚えていきます。
テキストを再度調べなおすという作業は面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間が案外暗記に効果的だったりします。
それでも覚えられない場合は、意味を紙に書いてしまいます。こうすると紙に意味が書かれてあるものは自分にとって最も覚えにくい単語ということになるので、注意深く覚える事ができますよ。
応用編
このカラフル暗記法はルーズリーフだけでなく色々な所で使えると思います。
例えば英検だと「でる順パス単書き覚えノート」等のワークブックをカラフルにすると楽しく暗記する事ができます。
最初はフリクションペンなんかを使って試してみると良いかもしれませんね。
最後に
色の暗記効果はあなどれません。
うまく使えば、資格試験合格につながる事も。
楽しく効果的にカラーペンを使って効率をアップしていきましょ!