人は見た目で判断されると良くいいます。日本でもそのような側面があると思いますが、外国に行くともっと極端な場合が。
欧米に海外旅行に行くと、服装で全く違う扱いを受けたりする事があります。
お店などで買い物をするときでもきちんとした格好をしていると、丁寧に扱ってくれるけれどもそうでない場合は邪険に扱われたり。
その他にも、ルックスの美醜、人種によって態度を変えられたりする事はざらにあると思います。
私は以前タイに駐在で住んでいた事があります。その時感じたのはタイがかなりの外見至上主義だという事。
タイは貧富の差が激しいです。
お金持ちは桁違いにお金持ち。そして絶対的な権力を持っています。
お金持ちというのはお金持ち風に身なりを美しく保つ方々が多い。女性の場合若い方はサラサラロングヘアー。中年のおばさんは髪型がフワフワのマダムヘアー。毎日恐らく美容院でセットしていると思われます。
お金持ちの方々は色白な方が多く態度も金持ち然としている為、見た目ですぐにわかります。
タイは南国なんですが、日に焼けていると労働階級だと思われるふしが。例えば日本では浅黒く精悍でイケメンに見えるタイプが、タイでは人気がない場合があるんです。それよりも色白男子がお金持ちと思われるので人気が高いです。
日本人の男性はタイの中では色が白く物価の差からお金持ちと思われるようで、非常にモテる事が多いです。
見た目で上下関係を判断される事が多いので、お金持ち的なルックスと格好をしている方が丁寧に対応してもらえて特する事が。
韓国もさまざまな情報から推測すると外見至上主義のように感じます。韓国の事はドラマでしか見た事がないのですが、ドラマを見るだけでもなんとなくそのように感じるのです。
ちなみにドラマといえば、タイと韓国で人気のドラマ設定は下記の点において非常に似ています。
タイの場合は貧富の差が激しいのでこうあってほしいという願望がドラマのストーリーになっているのだと思います。実際にはなかなか起こりえない内容なんですが。
その点、日本や欧米のドラマはもっと現実的ですね。
私は日本に生まれてきて本当に良かったと思います。日本だって多少は外見で判断される事がありますが、海外ほどではありません。
お店の接客などでも、見かけであからさまに対応を変えられる事はあまりないですし。
階級の差も表面上は海外で感じるほどではないので、日本は本当に住みやすい国だと思います。
しかし、何故人は見かけで判断したり上下関係を作ろうとするのでしょう。人間が生まれて持ったサガなのでしょうか?このような特性が色々な問題につながっているように思えてならないです。
外見が良くてもそうでなくても一皮むけば皆同じなんですがね。