何度も見た事があるのに、見る度に良い作品だと思う映画「愛と青春の旅だち」
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ではまずあらすじから
リチャード・ギア演じるザックは海軍士官養成学校に入学。そこで待っていたのは厳しい訓練と教官による扱き。
この試練に耐える事ができ、能力を持つものだけが訓練をやり遂げる事ができる。
多くの脱落者が出る過酷な訓練が続く中、ザックは町工場で働くある女性と出会い…
「愛と青春の旅だち」はリチャード・ギアの代表作のひとつです。この作品では若い頃の姿が見れます。
リチャード・ギアは年を重ねるにつれ、渋みが増す俳優さん。
シワができてもかっこいい稀有なタイプだと思います。典型的な美男子の場合、年をとると若い頃とのギャップでガッカリという事もありますが、リチャード・ギアの場合はおじいちゃんになっても大丈夫そう。
目が細く個性的な顔立ちなのが良いのかもしれません。
アジア人の血が入っているのかな?と思って調べたら、アングロ・アイルランド系だそう。(イングランド人、 スコットランド系アイルランド人、ウェールズ人、オランダ人、スコットランド人、フランス人)
親日で熱心なチベット仏教信者。
「愛と青春の旅だち」に出演した頃のデブラ・ウィンガーはオール・アメリカンな立ち位置だったと思います。
デブラ・ウィンガーは女優のロザンナ・アークエットが監督しているドキュメンタリー映画「デブラ・ウィンガーを探して」に出演しています。
映画「デブラ・ウィンガーを探して」ではインタビューを通してハリウッド女優が厳しいエンターテイメント産業の中でどのように仕事に取り組んでいるのかが描かれています。
年齢を重ねるとどうなっていくのかなどの本音も語られており、リアルな女優達の声を聞く事ができる異色の映画。
現在はハリウッド女優の権利の声が上がってきていますが、当時このようなドキュメンタリー映画が製作されたのは画期的だったのではないでしょうか。
デブラ・ウィンガーの他にメグ・ライアン、シャロン・ストーン、サルマ・ハエック、グゥイネス・パルトロウ、ダイアン・レイン、ウーピー、ゴールドバーグ、ジェーン・フォンダなど34名の女優が出演。
この映画には、恋愛、友情、青春そして人生の悲哀なんかも描かれています。
シンデレラストーリー的な要素もあり、かつ現実的な人生のエッセンスが盛り込まれています。
喜び。怒り。悲しみ。
ひとつのストーリーの中で、様々な感情が波のように押し寄せ心が揺さぶられる作品。
映画の中で忘れられないのはザックの友人に起こった出来事。見る度にこのシーンは「何故こんな事に!!」とショックすぎてしばらく立ち直れません。
この友人の衝撃シーンをお正月に見て新年早々「ドヨーン」としてしまった事もありました。
衝撃シーンがショックではありますが、ラストがハッピーエンディングなので持ち直せるのですが。
一旦落として持ち上げる映画の王道パターンですね。
とても好きな曲です。とくにサビの部分が良い!love lift us up where we belong と始まる部分。
名作は時代を超えてもおもしろく、何回か見ても年齢によって違った見方ができます。古い映画の場合はノスタルジーを感じる事も。
新しい作品も良いですが旧作を見るのもオススメですヨ。